2人の出会いは、2011年7月に赤坂ACTシアターで上演された舞台『嵐が丘』でした。この作品で山崎育三郎さんは主人公ヒースクリフの義兄弟エドガー役、安倍なつみさんはその妻となるキャサリン役を演じ、劇中で夫婦を演じたことがすべての始まりです。当時、モーニング娘。卒業後に本格的な舞台女優への道を歩んでいた安倍さんと、ミュージカル界の若き実力派として頭角を現していた山崎さんは、稽古を通じて互いの歌唱力や舞台に対するストイックな姿勢に強く惹かれ合っていきました。
舞台の打ち上げ現場での親密な様子が一部メディアで報じられたものの、双方は交際について明言を避け、静かに愛を育み続けました。そして約4年の交際期間を経て、2015年12月29日に婚姻届を提出。当時、安倍なつみさんは34歳、山崎育三郎さんは29歳で、山崎さんが30歳を迎える直前の決断でした。
結婚発表時の連名コメントでは「お互いに寄り添い、思いやりながら、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたい」と綴られ、華やかな表舞台のイメージとは対照的な、堅実で誠実な人柄がにじみ出る門出となりました。