日本国内において「スーベニア」という語を定着させた最大の立役者が、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドの施策です。パーク内におけるスーベニアは、単なる物販グッズとは異なる独自の販売形態を持っています。
代表格である「スーベニア付きメニュー」は、飲食施設で提供される特定のデザートやセットメニューに対し、追加料金(概ねプラス500円〜1,500円前後)を支払うことで、限定デザインのランチケースやカップ、プレートなどを持ち帰ることができるシステムです。
パーク内で展開されている主要なスーベニアカテゴリには以下のものがあります。
- スーベニアランチケース:セットメニューにプラスして購入できる保冷・保温機能付きバッグ。季節のイベントごとに新デザインが登場し、コレクション需要が極めて高い。
- スーベニアカップ・スーベニアプレート:ムースやゼリー、ケーキなどのデザートに付属する陶器製またはメラミン製の食器。デザートを食べ終えた後、緩衝材に包んで持ち帰る仕様。
- スーベニアタンブラー・ドリンクボトル:対象ソフトドリンクやスペシャルドリンクに付属する持ち運び用ボトル。
- スーベニアおてふきキャリー・ポーチ:市販のウェットティッシュや小物を収納できる実用性の高い周辺アイテム。
- スーベニアメダル:パーク内各所に設置された専用マシンで、1回100円〜で作製できる楕円形の銅製メダル。イベント限定デザインやキャラクターの刻印が施される。
なかでもスーベニアメダルの作り方は非常にシンプルで、マシンに100円硬貨を投入し、画面またはボタンで希望のデザインを選択するだけです。数十秒で金属板に模様がプレスされ、その場で熱を帯びたメダルが排出されます。手頃な価格とコレクション性の高さから、世代を超えた定番スーベニアとして親しまれています。