STARTO体制への移行期において、数多くのトップタレントが新たな選択を下しました。しかし、ネット上では「事務所を辞めた=グループ解散」「対立による退所」といった短絡的な誤解が散見されます。実態は極めて論理的な契約形態の分化です。
代表的な事例と契約形態の事実は以下の通りです。
「個人独立×グループ維持」という新潮流
最も象徴的なモデルが嵐とKinKi Kids(堂本剛)です。二宮和也氏や松本潤氏は個人として独立し個人事務所を構えていますが、グループとしての「株式会社嵐」を通じてSTARTO社とエージェント契約を結んでいます。堂本剛氏も個人としては独立したものの、堂本光一氏とのKinKi Kidsとしての活動継続を明確に宣言しています。
これにより、個人の俳優・クリエイティブ活動の自由度を最大化しながら、グループの看板とファンコミュニティを維持する欧米標準のエージェント型スキームが日本でも成立することが実証されました。
TOBE移籍組との共存とメディアの変化
滝沢秀明氏が率いるTOBEへ合流したNumber_i(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)や三宅健氏、北山宏光氏らについて、かつて懸念された「メディア露出の制限(いわゆる圧力・忖度問題)」は、公正取引委員会の監視やメディア側の姿勢変化により完全に排除されました。
大型音楽特番やフェスにおいて、STARTO所属グループとNumber_iらが同じステージに立ち、SNSで互いにエールを送り合う光景は、現在では日常的なものとなっています。分断ではなく、市場全体の健全な活性化へと向かっています。