アイドルとしてのキャリアが大きく揺らいだのは、2013年7月および9月に報じられた週刊誌による一連の熱愛・私生活スキャンダルでした。大手男性アイドルグループのメンバーとの親密交際がスクープ写真とともに大々的に報道され、ネット上やファンコミュニティでは激しいバッシングが巻き起こりました。
この事態を受け、グループ内では選抜落ちや事実上の降格措置が取られ、公の場での露出は激減。報道各社の取材や関係者の証言によると、当時の48グループは「恋愛禁止ルール」が絶対視されていた時代であり、規律違反に対する風当たりは極めて厳しいものでした。
そして2014年3月、鬼頭桃菜は劇場公演においてグループからの卒業を発表し、同年4月をもってSKE48としての活動に終止符を打ちました。公式発表資料では「将来の新たな夢に向かうため」と説明されましたが、実態としては「スキャンダルによる信頼回復の困難さと、アイドルとしての限界を感じた上での苦渋の決断」であったことが、後の本人による回顧インタビューでも赤裸々に語られています。