オープンなSNSコミュニティやQ&Aサイトに寄せられる相談を精査すると、「水漏れを放置してフローリングが真っ黒に変色・腐食した」「階下への漏水事故に発展し、損害賠償問題になった」という深刻な被害報告が多数確認できます。
大手家電量販店のサービスエンジニア取材によると、冷蔵庫の水漏れ修理依頼のうち、約4割が「ドレンホースおよび排水経路の詰まり」に起因しているといいます。ユーザーが異音や冷却不良を感じないため、「単なる結露だろう」と雑巾で床を拭くだけで数ヶ月放置してしまうケースが極めて目立ちます。
しかし、背面の断熱材内部へ漏水が浸透した場合、内部配線のショートや漏電火災のリスクが跳ね上がります。また、賃貸住宅における床材の腐食修繕費用は、退去時に10万円〜20万円以上の高額請求に発展する事例も報告されています。足元にわずかでも水たまりを発見した段階で、排水経路の点検を行うことが金銭的・安全面での防衛策となります。