「夜しっかり乾かしたつもりなのにハネる」という人の大半は、ドライヤーの工程に落とし穴があります。毛先ばかりに温風を当て、根元の水分が蒸発しきっていないケースが目立ちます。
毛髪の生えグセは根元(毛根付近)の向きで決まります。根元が潰れたり歪んだりしたまま乾くと、毛先が不自然に外側へ跳ね上がります。正しいブロー手順は以下の通りです。
まずタオルドライ後、すぐに夜用の洗い流さないトリートメント(ミルクまたはオイル)を中間から毛先になじませます。熱ダメージから保護すると同時に、内部の水分蒸散を防ぐバリアを作ります。次に、ドライヤーの温風を頭皮に対して45度の角度から当て、手ぐしで地肌を優しくこするようにして「根元8割」を先に乾かします。その後、キューティクルの流れに沿って上から下へ風を送り、中間から毛先を乾かします。
そして最重要の裏ワザが、最後に当てる「1分間の冷風仕上げ」です。温風で整えた毛髪の形状は、急激に冷やすことでキューティクルが引き締まり、その位置でしっかりと固定されます。これにより、ベッドに入った後の寝返りによる形状崩れを劇的に防ぐことができます。