医学論文データベース「PubMed」に蓄積された複数の薬理試験や細胞実験を検証すると、ルイボスティーに含まれる主要成分が直接エストロゲン受容体(ERα)を刺激して子宮筋腫を肥大化させるという明確な証拠は確認されていない。むしろ、体内のホルモンバランスを急激に乱すような作用は極めて低いことが分かっている。
日本産科婦人科学会の元理事長であり、長年にわたり婦人科学と生殖医療を牽引してきた吉村泰典名誉教授ら専門家が提唱してきたエビデンスに基づく視点から見ても、日常的な飲用量でルイボスティーが筋腫の増殖を直接引き起こすリスクは極めて低い。根拠のない情報に惑わされて日々の心地よい習慣を無理に断つ必要はないというのが、現代医学における冷静な見解である。