ネット上では「雅子様 ブローチ ブランド」という検索ワードとともに、「某海外高級ブランドを愛用している」という情報が繰り返し拡散されてきた。しかし実際には、雅子様のブローチに確認されるのは、日本の伝統工芸の職人による一点物や、地方の産業振興につながる作品が多い。これは美智子皇后(現上皇后)の代から続く「地方の工芸品を公の場で紹介する」という皇室の役割を、雅子様が現代的に引き継いでいる形だ。単なる高級ブランドのステータス誇示とは対極にある。
また、「雅子様 ブローチ 由来」で調べると、「お姑君である上皇后からの譲り受け品ではないか」という推測も散見される。実際に、宮内庁の公式見解として個々のアクセサリーの由来が明かされることはない。ただし、過去の報道写真を時系列で比較すると、即位前の皇太子妃時代から長年にわたり同じデザインのブローチを繰り返し着用されているケースが複数確認できる。これは「物を大切にする」という美徳以上に、特定の思い出や人とのつながりを装いに宿らせるという、雅子様特有の価値観を示している可能性が高い。