冷却療法は「ただ冷やせば良い」というものではありません。過度な低温刺激によるトラブルを避け、最大の予防効果を引き出すためには厳格なタイムスケジュールと安全管理が求められます。
パクリタキセル アイスグローブ 使い方の基本手順は以下の通りです。
- 事前冷却(投与開始15分前):抗がん剤の点滴が始まる15分前からグローブを装着し、毛細血管をあらかじめ収縮させておきます。
- 投与中(約60分〜90分):血中濃度が最も高い投与中はずっと冷やし続けます。保冷力が落ちた場合は途中で予備の冷えたジェルパックに交換します。
- 事後冷却(投与終了後15分):点滴が終了した後も15分程度装着を続け、残留する薬剤の到達をブロックします。
ここで最も注意すべきデメリットがアイスグローブ 凍傷 デメリットです。直接皮膚に保冷剤を当てたり、マイナス20度近くまで過冷却された素材を素手に密着させたりすると、表皮が低温やけど・凍傷を起こし、潰瘍や強い痛みを招きます。
凍傷を防ぐために、必ず綿のインナー手袋(下履き手袋)を着用した上からアイスグローブをはめてください。また、点滴中に指先の色が白く抜けたり、耐えがたい激痛や感覚消失が起きたりした場合は、無理に我慢せず直ちに看護師へ申し出て装着を中断する勇気が必要です。