山中湖エリアが最も熱を帯びる時期、それが秋から冬にかけて観測される「ダイヤモンド富士」のシーズンだ。太陽が富士山の山頂に重なり、まるで光り輝くダイヤモンドのように見える奇跡の現象である。山中湖は富士五湖の中で最も富士山に近く、さらに観察できる期間が長いことでも知られている。
例年、10月中旬から2月中旬にかけての夕刻、太陽は山頂へ静かに沈んでいく。カメラのレンズ越しだけでなく、「絶景くん」のライブ映像を通して現地の太陽軌道と雲の広がりを事前確認することで、空振りを防ぐ賢いアプローチが可能となる。雲ひとつない快晴の日も素晴らしいが、薄雲が光を拡散させて紫やピンクに染まる夕焼け空もまた格別の一言に尽きる。