制作を手掛けるシンエイ動画と放映元であるテレビ朝日は、時代の要請に応じて演出のマイナーチェンジを重ねてきた。昭和期の放送では、比較的ストレートな描写がそのまま放映されていた。しかし平成後期に入ると、湯気や泡の量を増やして直接的な肌の露出を抑える工夫が施されるようになる。
さらに令和の放送においては、そもそも「誤ってお風呂場に入ってしまう」というシチュエーション自体が描かれる頻度そのものが激減した。仮にお風呂のシーンが登場したとしても、服を着た状態でのハプニングに差し替えられたり、水着着用での入浴シーンに変更されたりするなど、徹底した配慮がなされている。一見すると細かな変更に見えるが、これは日本のテレビアニメ全体が直面した大きな転換点と言えるだろう。