ところてんの栄養、その“見た目以上の実力”を徹底検証する

ところてんの栄養、その“見た目以上の実力”を徹底検証する

今注目を集めている ところてんの栄養、その“見た目以上の実力”を徹底検証するについて、詳しいまとめをご紹介しています。

「ところてんはヘルシー」という固定観念が生む最大のリスクが、過剰摂取によるミネラルやヨウ素の吸着。寒天は水溶性食物繊維の一種であり、腸内でカリウムやカルシウム、鉄、亜鉛といった必須ミネラルを巻き込みながら排出される性質がある。つまり、毎日大量に食べ続けると、いくら食事でミネラルを摂っても吸収効率が下がり、貧血や骨密度低下の遠因になり得る。

また「ところてん ヨウ素」の誤解も多い。原料が海藻だからといって、ところてんにヨウ素が豊富なわけではない。テングサはヨウ素含有量が比較的低い海藻で、さらに煮溶かして固める過程で大半が流れ出る。逆に、海藻サラダや昆布を毎日大量に食べる人がところてんを重ねると、ヨウ素過剰よりむしろ相乗的なミネラル排出が問題になる。厚生労働省が示す食物繊維の1日摂取目標量は成人男性21g以上、女性18g以上。ところてんは1食250gで約3.3g程度なので、これ単独で過剰になる心配は小さいが、サプリメントや他の高繊維食品との“合算”には注意が必要だ。

佐藤 大輔
Author

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。