世良公則のビジュアルアイコンとしての歴史は、常にヘアスタイルとともにありました。時代ごとの象徴的なスタイルを時系列で振り返ります。
1. ツイスト時代(1970年代後半):熱気あふれるワイルド・ウルフパーマ
デビュー当時の世良公則といえば、肩まで届く長髪に強いスパイラルパーマをあてたワイルドなウルフカットがトレードマークでした。マイクスタンドを振り回し、汗を飛び散らせながらシャウトする姿は、当時の若者文化を熱狂させました。
2. 俳優転身期〜ドラマ『太陽にほえろ!』時代(1980年代):精悍な黒髪ショート
「ボギー刑事」こと春日部一役で大人気を博した1980年代前半、髪型は一転して精悍な黒髪ショートへ。前髪を軽く立ち上げ、爽やかさと無頼さを兼ね備えたスタイルは、男性ファンの髪型オーダーの定番となりました。
3. 熟成期〜映画・舞台期(1990年代〜2010年代):大人の色気漂うミディアム〜オールバック
40代から50代にかけては、役柄に応じてオールバックや毛先を遊ばせた大人のミディアムスタイルを披露。この時期から少しずつ自毛に白いものが混ざり始めますが、過度に隠すことなく自然なグラデーションを形成していきました。
4. 朝ドラ『カムカムエヴリバディ』期〜現在(2026年代〜2026年):完成された至高のロマンスグレー
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で喫茶店マスター・柳沢定一役を演じ、劇中でジャズの名曲『On the Sunny Side of the Street』を熱唱したシーンは日本中に感動を与えました。クラシックなバーバースタイルを取り入れた美しい白髪ショートは、世良公則の渋みと温かみを完璧に引き立てていました。