車を走らせる爽快感を味わうなら、蓼科高原のドライブ ルートは国内屈指のクオリティを誇ります。その象徴が、茅野市街地から美ヶ原高原へと抜ける「ビーナスライン」です。6月には鮮やかなレンゲツツジ、7月中旬から8月にかけては黄金色のニッコウキスゲが一面に咲き誇り、標高を上げるごとに劇的に変化するパノラマビューは圧巻の一言に尽きます。
さらに見逃せないのが、国道299号・通称「メルヘン街道」です。例年4月中旬に待望の開通式を迎え、国道としては日本で2番目に高い標高2,127mの麦草峠を越えて佐久穂町・小海町方面へと抜けられます。深い針葉樹の森(原生林の苔の森)を抜けるこのルートは、知る人ぞ知るドライブの名所です。
一方、ゆったりと歩いて自然を満喫したいなら、蓼科湖の観光や散策が外せません。近年、道の駅「ビーナスライン蓼科湖」の整備とともに、洗練されたカフェやテラス、彫刻公園が融合した滞在拠点へと進化しました。周囲約1kmの遊歩道は平坦で歩きやすく、水面に映る八ヶ岳の稜線を眺めながらのモーニングウォークは地元民も太鼓判を押す至極の時間です。
写真愛好家の間で絶大な人気を誇る「御射鹿池(みしゃかいけ)」や、マイナスイオンに包まれる「横谷渓谷(よこやけいこく)」の乙女滝・王滝など、歩く距離や体力に応じた多彩なネイチャースポットが車で20分圏内に凝縮されています。