「せっかく縫ったのに、洗濯機で回したら1回で糸がほどけてしまった」というトラブルの9割は、始末の甘い玉止めや不適切な針・糸選びに起因しています。プロのお直し現場で行われている堅牢な始末テクニックを紹介します。
1. まつり縫い ほつれない 玉止め・玉結びの隠し方
縫い始めと縫い終わりの玉止めが表に出てしまうと見栄えが悪く、着用時の摩擦でほどける原因になります。
- 縫い始めの隠し方:縫い代の折り山の「内側」から針を刺し、玉結びを生地の隙間に引き込んで完全に隠します。
- ほつれない玉止めの裏ワザ:縫い終わりの際、玉止めを作る直前の縫い代に「小さな返し縫い」を1針入れます。その上で玉止めを作り、針を玉止めの根本から刺して布と布の間に2cmほど通してから糸を切ると、玉止めが生地の中に引き込まれて絶対にほどけなくなります。
2. 手縫い 裾上げ 針と糸の選び方
手縫い作業の成否は、使用する道具のスペックで半分以上が決まります。100円均一ショップの万能糸セットのまま作業するのは避けるのが賢明です。