「途中で帯が解けてしまう」「だらしなく見えてしまう」というトラブルの9割は、帯を巻く高さ(位置)と力の入れどころに原因があります。祭り衣装の帯は、洋服のベルトのようにウエストのくびれで締めるのではなく、「腰骨のすぐ上から腰骨にかかる位置」に据えるのが基本です。
お腹ではなく下腹部(丹田)を意識して低めに巻き、前をやや下げて後ろを少し上げる「前下がり・後下がり」のシルエットを作ると、激しい動きでも帯がずり上がらず、背筋がすっきりと伸びた粋な立ち姿に仕上がります。また、巻く段階で1巻きごとにしっかりと空気を抜きながら締めることが、絶対に崩れないための下準備となります。