かつて「全品均一価格」で日本のサラリーマンや学生の胃袋を掴んだ鳥貴族は、今やその姿を大きく変えている。持株会社体制への移行を経て、米国や台湾、東南アジアへの積極的な進出を果たすグローバルブランドへと変貌を遂げた。
2026年現在、原材料費の高騰や人手不足といった国内飲食業界の逆風を跳ね除け、同社は「世界のYAKITORI」としての地位を確立しつつある。この規模拡大に伴い、市場が嫌でも意識するのが「次世代のリーダーシップ」だ。創業社長である大倉忠司氏のカリスマ性に依存してきた組織だからこそ、その血脈を受け継ぐ存在への関心はかつてないほど高まっている。