学問としての系譜学の視点から調査を進めると、関係性は国境や時代をも軽々と飛び越えていく。特に世間を震撼させたのが、世界的芸術家でありジョン・レノンの妻としても知られるオノ・ヨーコとの血縁関係だ。
安田財閥の創業者・安田善次郎や旧華族の西園寺家など、日本の近代化を牽引した財界・貴族のネットワークを辿ることで、オノ家と竹下家は遠戚として繋がることが判明している。さらに明治の元勲・西郷隆盛や岩倉具視といった歴史の教科書の主役たちとも枝分かれした先で結びついているという事実。偶然の一致と片付けるにはあまりに豪壮な血の巡りは、日本史そのものを俯瞰しているかのような錯覚すら覚えさせる。