千鳥ヶ淵の代名詞とも言えるのが、区営千鳥ヶ淵ボート場から漕ぎ出す手漕ぎボートだ。両岸からせり出す桜の枝下をくぐり抜ける体験は格別で、まるで桜の花びらでできた天蓋の下を漂うような感覚に浸ることができる。
問題は、その凄まじい待ち時間。通常時は2〜3時間待ちも珍しくない。そこで知っておくべき予約の裏ワザが存在する。近年導入されたオンライン事前予約枠を最優先で確保するのは鉄則だが、もし完売していても諦める必要はない。平日の早朝枠解放タイミングや、天候の急変に伴う直前キャンセル枠を狙うのだ。スマートフォンで予約サイトを定期的にリロードするだけで、当日の滑り込み予約に成功するケースが多々ある。水上から見上げる桜の圧倒的な迫力は、手間に見合う価値が十分にある。