細い路地の奥に位置するため、初めて訪れる際は迷宮に入り込んだような感覚に陥る。Google マップを頼りに向かっても、建物の裏側に案内されて立ち往生する観光客が後を絶たない。確実なアクセスルートは、蛸薬師通から木屋町通へ抜ける路地ではなく、高瀬川沿いの小さな看板を見逃さずに細道へ折れることだ。壁に小さく描かれた象のサインが唯一の目印となる。
食べログをはじめとするレビューサイトで常に高評価を集め続ける名店だけに、昼過ぎから夕方にかけては待ち時間が発生しやすい。2026年現在の混雑をスマートに回避するなら、オープン直後の時間帯か、夜20時以降のバータイムを狙うのがベストだ。夜遅くまで営業しているこの店は、京都の夜カフェとしても屈指の存在感を誇る。深夜、暗闇に浮かぶ路地を歩き、静まり返った店内でいただく深煎りは格別の味わいをもたらす。