有希子の経歴を語る上で絶対に外せないのが、黒の組織の幹部・ベルモット(シャロン・ヴィンヤード)との関係だ。二人はかつて、伝説のマジシャンであり初代怪盗キッドでもある黒羽盗一に弟子入りし、共に変装術を学んだ同門の間柄である。
女優時代の親友でありながら、光と影、正義と悪という対極の立場に分かれた二人。漆黒の特急(ミステリートレイン)で見せた対峙シーンなど、二人の因縁が生み出す緊張感は作中屈指のハイライトだ。ベルモットがコナンや毛利蘭に対して複雑な感情を抱く背景にも、有希子との過去の友情が深く影響していると見られている。