Q1:日の出と日の入りの定義は、太陽のどの部分を基準に決められているのですか?
A1:国立天文台や気象庁の公的定義では、「太陽の上辺(一番上の縁)が地平線または水平線に一致した瞬間」を基準としています。太陽の中心ではなく上辺が基準であるため、太陽の直径分だけ日の出は早く、日の入りは遅く記録されます。
Q2:冬至の日に「日の出が一年で最も遅く」ならないのはなぜですか?
A2:地球の自転軸が23.4度傾いていることと、地球の公転軌道が楕円形であるために生じる「均時差」が原因です。冬至前後は太陽が真南に来る南中時刻そのものが毎日少しずつ時計の12時より遅れていくため、日の出が最も遅くなるピークは冬至から約2週間後の1月上旬にずれます。
Q3:日没後でも外が明るい「市民薄明」は、通常何分くらい続きますか?
A3:日本国内の緯度では、日没後およそ25分から35分程度(平均約30分)継続します。太陽が地平線下6度に達するまでの時間帯を指し、街灯がなくても戸外で文字を読んだり活動したりすることが可能な明るさが保たれます。
Q4:富士山頂や高層ビルの上では、地上と日の出・日の入り時刻が変わりますか?
A4:大きく変わります。標高が高くなると見かけの地平線が下がるため、富士山頂(標高約3,776m)では平地よりも日の出が約10分早く、日の入りは約10分遅くなります。標高によるズレは標高の平方根に比例して大きくなります。