8トーンで染めた髪が時間とともにどう変わるのか。結論から言えば、元の髪質やベースの明るさ、選んだ色味によって異なるが、最終的には9〜10トーン付近のやや明るいブラウンやベージュ系へと落ち着くことが多い。
染め立ての直後は、色素が髪の内部にぎっしりと詰まっているため、少し落ち着いた深みのある印象を与える。だが、毎日のシャンプーやドライヤーの熱によって徐々に表面の色素が洗い流されていく。
1週間が経過すると、表面の濃い色味が少しずつ抜け、最も美しくシアーな透け感が現れる。まさにこの時期が、カラーの魅力を最大限に実感できる黄金期だ。
2週間が経つと、染める前の下地や日本人特有の髪の毛に含まれるメラニン色素が顔を出し始める。アッシュやグレーなどの打ち消し系カラーを入れていた場合でも、徐々に赤みやオレンジみが戻ってくるのを感じるはずだ。
そして1ヶ月が経過する頃には、当初入れた色味の大部分が抜け、地毛の赤みや黄色みが強調された明るめのブラウンへと変化する。この段階に入ると、根元の伸び(いわゆるプリン状態)も目立ちやすくなるため、次のメンテナンスを検討する絶好のタイミングと言える。