インフルエンザ罹患時に「いつからお風呂に入っていいのか」という入浴タイミングの判断は、本人の病状と体力回復に直結します。基本の目安は以下の通りです。
体温が38度を超える高熱時や、悪寒・強い倦怠感がある発症初期は、入浴を一切控えるべきです。入浴は想像以上にエネルギーを消費するため、免疫力がウイルスと戦っている最中に体力を奪われ、症状の悪化や脱水症状を招く恐れがあります。汗が気になる場合は、温かい蒸しタオルで身体を拭く「清拭(せいしき)」にとどめましょう。
解熱傾向が見られ、全身のだるさが軽くなってきた段階で、衛生維持のための入浴を検討します。その際も湯船に長く浸かる長湯は避け、ぬるめの「シャワーのみ」で短時間(5〜10分程度)に済ませるのが理想的です。湯冷めを防ぐため、脱衣所をあらかじめ暖めておき、入浴後は速やかに水分補給をして安静を保ちます。