誕生は1979年。当時のスナック市場は、すでに完成された形状のビスケットやスナック菓子が主流だった。そこに「食べる直前に自分で完成させる」という全く新しいセルフ・ディップの構造を打ち込んだのが、この商品の始まりだ。
当時は「ディップ」という概念自体が日本の子供たちに馴染みの薄い時代。しかし、スティックをチョコの部屋に入れ、さらにトッピングの部屋へと移動させる立体的なアクションは、子どもたちのゲーム心を即座に刺激した。完成品を口に運ぶのではなく、食の手順そのものをエンターテインメントに変えた発想の勝利と言える。