首相の外遊時にテレビや新聞の政治部記者が乗り込む「同行記者席」は、機体後方のエリアに位置しています。この区画の座席は、民間航空会社のプレミアムエコノミークラスからビジネスクラス同等のゆったりとしたシートピッチが確保されています。
移動中、記者たちは原稿執筆やニュースの送稿に追われます。座席にはPC作業用の大型テーブルと電源コンセントが完備され、機内Wi-Fiを通じて地上との通信が可能です。ただし、安全保障上の理由から通信帯域や接続プロトコルには厳格なセキュリティ制限が課されています。
なお、同行記者の航空運賃は決して税金で賄われているわけではなく、各報道機関が正規のビジネスクラス運賃に相当する旅費を国に支払って搭乗しています。機内後方の通路では、到着直前まで政府高官によるオフレコ取材(通称:ぶら下がり)が慌ただしく行われるのも専用機ならではの光景です。