長男とは対照的に、メディアの表舞台から一歩身を引き、独自の専門領域で評価を確立しているのが1983年生まれの次男・裕二氏です。彼もまたネット上で「医師として開業しているのではないか」と誤解されるケースが散見されますが、実際の職業は放送作家・構成作家です。
裕二氏は、母のネームバリューに頼ることなく、ペンネームを用いて在阪準キー局のバラエティ番組やラジオ番組の現場でキャリアを積み上げました。制作現場のスタッフの間では「上沼恵美子の息子であることを鼻にかける様子が全くなく、腰が低くアイデア豊富な職人肌」として知られています。
かつて上沼氏のレギュラー番組にスタッフとして参加した際も、特別扱いは一切排除され、現場の厳しい洗礼を受けながら実績を作ってきました。母のカリスマ性から一定の心理的距離を保ち、エンターテインメントの裏方として自立したポジションを築いている点において、芸能人二世の中でも極めて地に足の着いたキャリア形成を遂げています。