自力での休養や家族のサポートだけでは改善しない場合、どのようなタイミングで外部を頼るべきでしょうか。見逃してはならない産後うつの病院受診目安は以下の通りです。
- 理由のない涙や強い抑うつ気分が2週間以上毎日続いている
- 赤ちゃんのお世話をする気力が完全に湧かない、または赤ちゃんが怖く感じる
- 極度の不眠(赤ちゃんが寝ている間も全く眠りにつけない)
- 食事が喉を通らず、体重が急激に減少している
- 「消えてしまいたい」「自分がいなくなったほうが家族のためだ」と考えてしまう
これらのサインが1つでも該当する場合は、決して放置せず、出産を担当した産科、あるいは精神科・心療内科を受診してください。産婦人科医やかかりつけ医に「産後健診のアンケートで点数が高かった」「涙が止まらない」と伝えるだけで、適切な医療連携が始まります。
また、全国の自治体で展開されている産後ケア事業の相談窓口も心強い味方です。助産所や医療機関に宿泊する「宿泊型」、日帰りで休息や育児指導を受ける「デイサービス型」、助産師が自宅を訪問する「居宅訪問型」などがあり、自治体の手厚い公費助成によって利用しやすい環境が整っています。役所の母子保健課や保健センターに常駐する保健師へ連絡するだけで、手厚い支援プランが案内されます。