「山田ローラの子供は何人なのか」という疑問を抱くネットユーザーは後を絶たない。答えは先述の通り4人であるが、彼女の母親としての歩みは決して順風満帆なものではなかった。最大の試練は、2016年に出産した初子の男女の双子育児だった。
アスリートの妻として遠征や合宿で夫が家を空ける日が多い中、新生児2人を同時に抱えるワンオペレーション生活に突入。授乳を終えて1人を寝かしつけた瞬間に、もう1人が泣き叫び始めるという過酷な悪循環により、当時の彼女の睡眠時間は1日合計2〜3時間の細切れ状態にまで削られた。インタビューや自著で明かされた「当時の特番インタビューや手記で語られた『睡眠不足で意識が朦朧とし、自分が今どこにいるのかすら分からなくなった』という生の告白」は、多くの育児経験者の胸を打った。
そんな過酷な東京生活を経て、一家がハワイ移住へと大きく舵を切ったのは2026年から2026年にかけてのことだった。夫・山田章仁の海外挑戦(米メジャーリーグラグビー・シアトルへの参戦など)という競技上の転機に加え、「子供たちに自然豊かな環境で、自立心とバイリンガル感覚を育んでほしい」という明確な教育方針が背景にあった。
ハワイの自宅は、喧騒から離れたオアフ島の閑静な住宅街に位置する。毎朝子供たちをローカルスクールへ送り出し、ビーチや広大な公園で泥だらけになって遊ばせるライフスタイルは、一見すると優雅なセレブ移住に見える。だが現場の実態は、日々の買い出し、洗濯、4人分の食事準備をほぼ1人で完結させる、極めて泥臭くパワフルな肉体労働の連続である。