多くの人々を困惑させつつも虜にしてきたこのフレーズ。元ネタは、漫画家のあいだ夏波が手がけた人気作『スイッチガール!!』である。集英社の少女漫画誌『マーガレット』で連載された本作は、従来の王道ラブコメディの常識を心地よく打ち破る快作だった。
問題のシーンは、学園一のイケメンである新宮寺蓮が、ヒロインの田宮仁香の髪についた芋けんぴを指でつまみ取り、そのまま自分の口へ運んで一言ささやく場面だ。本来なら花びらや落ち葉がつくような王道の胸キュンシチュエーションに、まさかの硬質な和菓子「芋けんぴ」を投入。この突飛すぎる発想こそが、爆発的な笑いとトキメキを生み出した誕生秘話である。
2026年現在もSNSや動画プラットフォームでこのシーンのパロディが絶えない。時代が移り変わっても色褪せないインパクトがそこにはある。