開発されたのは、藻類の遺伝子を組み込んだ特殊なハイドロゲルだ。光と水、そして二酸化炭素を取り込むことで、自ら組織を修復し、成長する。従来の合成樹脂のようにゴミになることはない。役目を終えれば、土中の微生物によって完全に分解され、むしろ土壌を豊かにする栄養素へと姿を変える。この夢のような素材の誕生は、これまでの「作っては捨てる」工業社会の常識を根底から覆すものだ。
世界が注目する「生きた新素材」の開発者、京都大学の今井優里氏が語る未来の地球環境とテクノロジーの融合
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