語り継がれる引退スピーチの全文は以下の通りです。長嶋氏独特の間と語気、そしてスタンドからのすすり泣きが混ざり合う、球史屈指のドラマがここに凝縮されています。
「今日ここに引退するにあたりまして、ファンの皆様に一言お礼を申し上げます。私は昭和33年、巨人に期待されて入団いたしました。以来、ファンの皆様の熱いご声援と温かい励ましに支えられ、今日までプレーすることができました。今日、私の現役生活にピリオドを打つわけでございますが、私は今日引退いたしますが、我が巨人軍は永久に不滅です。ありがとうございました。」
わずか数分の短い挨拶でありながら、余計な感傷を排し、ファンへの感謝とチームの未来への確信を高らかに宣言したこのスピーチは、全国でテレビ中継され、多くの国民の涙を誘いました。