この大会を主導しているのは「びわ湖大花火大会実行委員会」という特別に結成された組織だ。単一の企業や市役所の1部署が単独で開催しているわけではない。
実行委員会の中核をなしているのは、滋賀県、大津市、そして公益社団法人びわこビジターズビューロー(滋賀県観光連盟)だ。これに加えて、大津商工会議所や大津市観光協会などの地元経済団体、さらにはJR西日本や京阪電気鉄道といったインフラを担う交通事業者が名を連ねている。
行政が全体的な調整や安全管理の枠組みを支え、経済団体や観光協会が現場の実施準備やプロモーションを担う。各分野の専門機関が知恵と資金を出し合うことで、30万人規模の人出に耐えうる巨大な運営基盤が構築されているのだ。