毎年初夏に世界中のファンを巻き込んで開催される「サンリオキャラクター大賞」。総投票数が数千万票規模に達するこの巨大イベントは、現代のキャラクタービジネスにおける最大のベンチマークとなっています。
サンリオキャラクター人気ランキングの頂点では、シナモロール、ポムポムプリン、ポチャッコ、クロミといった圧倒的人気勢が毎年ミリ単位のデッドヒートを展開しています。しかし、このランキングの真の面白さは、中堅・ベテランキャラクターたちのドラマチックな再浮上にあります。
その象徴と言えるのが、2026年に結成されたユニット「はぴだんぶい」です。メンバーは以下の6人。
- ポチャッコ:好奇心旺盛でおっちょこちょいな、より道が大好きなイヌの男のコ。
- タキシードサム:南極のタキシードアイランド出身。由緒正しき家柄ながら食いしん坊なペンギン。
- けろけろけろっぴ:ドーナツ池の人気者。元気いっぱいで冒険が大好きなカエル。
- バッドばつ丸:いたずら好きでひねくれ者だが、実は友情に厚いペンギンの男のコ。
- ハンギョドン:人を笑わせることが得意だが、実は寂しがり屋でロマンチストな半魚人。
- あひるのペックル:ピュアな心を持ち、おひとよしで歌とダンスが大好きなあひる。
「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」を合言葉に結成されたこのユニットは、昭和・平成の全盛期を経て一時は人気投票で低迷していた仲間たちが手を取り合い、バンド活動やSNS発信に挑戦するリアルな奮闘劇を描きました。その結果、ノスタルジーを超えた新たな共感を呼び、ハンギョドンやタキシードサムがランキング上位へ返り咲くという異例の逆転現象を巻き起こしたのです。