アニバーサリーイヤーを怒涛の熱量で駆け抜けたGLAY。だが、彼らは過去の威光に甘んじる気など微塵もない。リーダーのTAKUROが紡ぎ出す楽曲に対し、ボーカリストとしていかに新たな命を吹き込むか。その探求心は、ベテランの域に達した現在も鋭さを増すばかりだ。
ライブエンターテインメントのあり方が急速に変容する中で、ステージ上で見せる圧倒的な躍動感は、長年のキャリアに裏打ちされた凄みすら感じさせる。過去のヒット曲を再現するにとどまらず、常に「今の声」で聴き手を揺さぶるスタイル。それこそが、彼らの真骨頂と言える。