大ヒットを記録した『薬屋のひとりごと』。主人公・猫猫(マオマオ)を演じる悠木碧の卓越した演技は、作品の価値を一段上のステージへ押し上げた。後宮ミステリーという緻密な世界観の中で、膨大なセリフ量と複雑な心理描写をこなす手腕は圧倒的だ。
テレビアニメにおける声優のギャラ単価は、作品の尺やランクによって基本額が決まる。だが、大作の主演ともなれば波及効果は桁違いだ。アフレコ本編の報酬にとどまらず、関連番組やイベント登壇、企業コラボ案件など、作品に付随するプロモーション出演料が相乗的に積み重なる。これが実質的な収益のベースを大幅に押し上げる。