隠神怪物相談事務所の専用ルーム(通称・地下室)に昼夜を問わず引きこもる青年、それがミハイ・フロレスクです。一見すると色素の薄い美青年に見えますが、その正体は怪物界でも最強格とされる正真正銘の「吸血鬼(ヴァンパイア)」。日光に弱く、血を糧とし、常人とは比較にならない寿命を持つ伝説上の存在そのものです。
彼の部屋は最新鋭のスーパーコンピューターや無数のゲーム機、モニターで埋め尽くされており、外の世界には一切出ようとしません。しかし、ただの引きこもりゲーマーと侮るなかれ。ひとたびキーボードに指を走らせれば、世界中の最高機密情報にアクセスし、瞬時にシステムを掌握する怪物界屈指の天才ハッカーとしての顔を覗かせます。
容姿端麗な貴族の風格を漂わせながら、口を開けば毒舌と挑発ばかり。人間や年下の怪物を「オモチャ」と呼び、他人の苦悶やピンチを高みの見物で楽しむ姿は、まさに吸血鬼ならではの冷徹さと異質さを物語っています。