第3作『キングダム 運命の炎』(2026年)で主題歌を手がけたのは、宇多田ヒカル。楽曲「Gold ~また会う日まで~」は、紫夏(しか)編の切ない過去と、馬陽(ばよう)の戦いという二つの緊迫したストーリーを見事に包み込む珠玉のトラックとなった。
激しいバトルアクションの余韻が残るスクリーンに流れるのは、静けさの中に確かな温もりを秘めた歌声だ。圧倒的な武力衝突の背後にある「大切な存在を失う痛み」と「受け継がれる意志」を過不足なく表現。激しさと静寂のギャップが観客の心を揺さぶり、作品全体の芸術性を一段高める結果となった。