クロモジ茶の味わいは、使う部位や状態によって劇的に変化します。一般的に市販されているのは乾燥タイプですが、もし新鮮な生木が手に入ったなら、ぜひその違いを楽しんでください。生の枝を使うと、よりフレッシュで青々しい、まるで雨上がりの森を歩いているかのような強い香りが立ち上ります。
また、味わいの決め手となるのが「枝」と「葉」の比率です。枝には「リナロール」という柑橘系の芳香成分が豊富に含まれており、すっきりとした甘みをもたらします。一方、葉にはポリフェノールが多く、お茶に心地よい渋みと深みを与えます。初心者は、まず枝7割、葉3割の黄金比率から試してみるのがおすすめです。自分好みのブレンドを見つけるのも、このお茶づくりの醍醐味と言えるでしょう。