店の真骨頂は、その先進的かつ地道な環境アクションにある。2000年代初頭から続けられている「暗闇のカフェ」イベントでは、電気を消し、ろうそくの火だけで夜の時間を過ごす。エネルギーのありがたみと、暗闇がもたらす五感の研ぎ澄ましを提案してきた歴史がある。
さらに店内での使用電力の一部を地域自然エネルギーで賄い、調理で出た生ごみは店内コンポストで堆肥化して地元の農家へ還元する。SDGsという言葉が普及する遥か以前から、持続可能な循環型社会のプロトタイプを、日々の一杯のコーヒーを通じて実践し続けてきたのだ。