驚くべきことに、この現象はサブカルチャーの領域にとどまらない。都内のITスタートアップや大手企業の新規事業部門では、ミーティングの締めくくりにこのフレーズが引用されるケースが増えているという。指示待ち人間から脱却し、当事者意識を持つための合言葉として機能しているのだ。
あるベンチャー企業のCEOはこう語る。「今の時代、完璧な事業計画など存在しない。必要なのは、走りながら考える覚悟だ。メンバー全員が当事者としてリスクを背負う姿勢こそが、突破口を開く」。まさにブチャラティが示したリーダーシップのあり方が、現代の組織論と共鳴している。