大野智が出演してきたコマーシャルは、グループ全員で出演したナショナルクライアントの大型キャンペーンから、個人のキャラクターが前面に押し出されたソロ作品まで多岐にわたります。どの作品も単なるタレント広告にとどまらず、彼の持ち味である「愛され力」と「憑依型の表現力」が見事に活かされていました。
グループ出演としては、日立アプライアンス(現・日立Global Life Solutions)の白物家電シリーズや、JAL(日本航空)の「先得」シリーズが代表格です。日立のCMでは各メンバーが様々な家電に扮する中で、大野が見せるどこか哀愁漂うシュールな表情が視聴者の笑いを誘いました。またJALのCMでは、全国の名所を旅する姿を通じて、嵐のリーダーとしての温かな眼差しがお茶の間に安心感を届けていました。
一方、大野智のソロ出演作品では、よりパーソナルな魅力が凝縮されています。主な代表作を振り返ると、以下のような錚々たるブランドが並びます。
・久光製薬「アレグラFX」(アレグラ人・サトシーラ役)
・日本マクドナルド(「マックフライポテト」「すき焼き月見」など)
・森永製菓「ベイク(BAKE)」(Mr.BAKE役)
・森永製菓「小さなチョコパイ」
・クラシエホームプロダクツ「ナイーブ(naive)」
・ローソン(おにぎり屋シリーズなど)
・キリンビバレッジ「メッツ(Mets)」
いずれの企業も長期にわたって大野を起用し続けました。これは彼が持つ幅広い世代への親しみやすさと、商品の魅力を邪魔せず引き立てる稀有なタレントパワーを証明しています。