地味弁当の完成形とも呼べるのが、昔ながらの「のり弁」スタイルです。ご飯の上におかか醤油を敷き、焼き海苔を一面に広げた土台は、どんなおかずも受け止める懐の深さを持っています。王道のり弁における定番おかずの詰め方としては、大きな白身魚フライやちくわの磯辺揚げを豪快に横たえ、隙間に甘辛いきんぴらやたくあんを配置するのが基本です。高さを均一に揃え、隙間なく敷き詰めることで、持ち運び時の型崩れも防げます。
食べ盛りの男子高校生向けには、ハンバーグや唐揚げ、甘辛チキンカツをご飯の上に大胆にのせる「のっけ弁」が最適です。仕切りカップを最小限にし、おかずのタレが染みたご飯ごと頬張れるスタイルは、男子高校生から絶大な支持を得ています。一方、仕事先で食べる旦那弁当を簡単に仕上げたい場合も、豚こま肉の甘辛炒めや鮭の塩焼きをご飯の上にのせるだけで、ボリュームと満足感を両立した立派な一品が完成します。