昼の顔としての穏やかな表情とは対照的に、深夜のサブカルチャー空間を牽引したのがテレビ朝日の『タモリ倶楽部』だ。鉄道、地形、坂道、さらには空耳まで、ニッチでマニアックなテーマを面白がる姿勢は、多くのクリエイターや視聴者を魅了した。
一方で、同局の看板音楽番組『ミュージックステーション』では、長年にわたりMCとして国内外の第一線で活躍するアーティストたちを温かく迎え入れてきた。緊張する出演者の心を解きほぐす一言や、音楽への深い造詣を感じさせる絶妙な合いの手は、番組の質を支える不可欠な要素となっている。