大学病院である聖マリアンナ医科大学病院は、地域の診療所(かかりつけ医)と役割分担を行う「特定機能病院」に指定されています。そのため、一般的な街頭クリニックとは受診手続きや料金体系が根本から異なります。
【初診予約の取り方】
同院を初めて受診する場合、原則として「かかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)」を用意した上で、医療機関を通じて地域医療連携室から事前予約を取るルートが標準です。患者本人が電話で予約を取得できる専用窓口(初診予約センター)も開設されていますが、診療科によっては紹介状がないと初診予約を受け付けない部門もあるため、事前確認が欠かせません。
【紹介状なし受診の費用(特別初診料)】
紹介状を持たずに直接来院して初診を受けた場合、通常の診療費(健康保険適用分)とは別に、国が定めた選定療養費として7,700円(税込)以上の自費負担が発生します。これは大病院への軽症患者の集中を防ぐための制度であり、費用面・時間面双方の観点からも、まずは近隣のクリニックを受診して紹介状を発行してもらう手順を踏むのが鉄則です。
【診断書・各種証明書の発行手続き】
生命保険の給付金請求や傷病手当金、公的支援の申請に用いる診断書の発行は、外来棟にある専用の「文書受付窓口」で申請します。医師の診察・作成・点検を経て発行されるため、申請から手元に届くまで通常2〜3週間程度の日数を要します。退院時や遠方からの通院時には、郵送受取サービスの利用可否や必要書類の控えを事前に確認しておくことで二度手間を防げます。