彼のキャリアを語る上で欠かせないのが、特撮ヒーローの現場で培われた圧倒的なスピード感と構成力だ。東映株式会社が手掛ける特撮枠において、彼は常に独自の存在感を放ってきた。
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、忍者をモチーフにした破天荒なアクションとともに、世代を超えた家族の絆をエモーショナルに描き切った。また、平成仮面ライダーシリーズの集大成となった『仮面ライダージオウ』では、複雑に絡み合う時空の謎と重厚なドラマを見事に整理し、ファンを大いに唸らせた。毎週の放送に追われる過酷な現場で鍛え上げられた脚本術が、彼の揺るぎない土台となっている。