白米を食べながら体型を維持したいなら、食べる「温度」と「順番」に着目したい。近年の知見で特に注目されているのが、お米が冷える過程で形成される「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」だ。
炊きあがった白米を冷ますと、デンプンの一部が小腸で消化されにくい構造へと変化する。これにより、食物繊維と似た働きをし、腸内環境を整えるとともに小腸での糖質吸収を穏やかにする効果が生まれる。冷めたおにぎりやお弁当のご飯は、温かいご飯に比べて実質的な吸収カロリーが抑えられ、食後の血糖値上昇度を示すGI値(グリセミック・インデックス)の上昇も穏やかになる。
多くの管理栄養士も勧める具体的な食べ方として、食事の最初に野菜や汁物を口にし、最後に白米を食べる「ベジファースト」との組み合わせが有効だ。食後血糖値の急激なスパイクを防ぐことで、インスリンの過剰分泌が抑えられ、脂肪が蓄積しにくい体内環境を作ることができる。