甘露寺蜜璃の可憐なビジュアルからは想像もつかない戦闘力の源泉は、生まれ持った特殊な肉体にあります。彼女の筋肉密度は常人の8倍に達しており、一見すると柔らかく女性らしい体つきでありながら、鋼のような強靭さと驚異的な怪力を秘めています。生後1歳2ヶ月の時点で15kg(四貫目)の漬物石を持ち上げたという逸話があるほどです。
この怪力を支えるのが、常人離れした大食漢ぶりです。相撲取り3人分以上の食事を平らげることで、莫大なエネルギーを補給しています。さらに蜜璃の真骨頂は、筋肉の強さだけでなく関節の可動域が極めて広い柔軟性を併せ持っている点です。
この特異体質を最大限に活かすため、刀鍛冶の里長である鉄地河原鉄珍(てっちかわらてっちん)が打ち上げたのが、彼女専用の特殊な日輪刀です。リボンのように薄くしなる極めて柔軟な刀身を持ち、一般的な剣士では自らの体を切り刻んでしまうため扱うことができません。蜜璃はこの刀を新体操のリボンのように縦横無尽にしならせ、超高速の太刀筋で広範囲の敵を一瞬にして両断します。