お笑い界の2大巨頭ともいえる吉本興業と太田プロダクション。この両プロダクションによる若手の育成方針の違いが、イケメン芸人の多士済々(たしせいせい)な層の厚みを生み出している。吉本興業は劇場出番の多さを生かした泥臭いネタ磨きの中で、光る原石を洗練させていくスタイルが際立つ。
一方で太田プロダクションは、バラエティ番組への適応力やトークの瞬発力を重視した育成に強みを持つ。事務所の垣根を超えたライブでの競演や平場のトークバトルが、若手たちの表現力にさらなる磨きをかけている。互いの強みを刺激し合いながら洗練されていく彼らの成長速度は著しい。