「新品未使用・タグ付きで定価の半額」「海外直営店で購入した並行輸入品のため格安出品」――こうした甘い文句が並ぶフリマアプリでは、今なおメルカリ偽物トラブルが頻発しています。国民生活センターや各種フリマの相談窓口に寄せられるトラブル事例でも、ブランド衣料の真贋をめぐる揉め事は高止まり傾向にあります。
リユース業界の現役鑑定士への取材によると、かつて横行していた「明らかにロゴの綴りが違う」「生地がビニールのように安っぽい」といった低ランクのコピー品は淘汰され、現在は2026年最新真贋鑑定ポイントを熟知していなければ判別が難しい「Sランクコピー」と呼ばれる模倣品が出回っています。出品者が「本物として譲り受けた」と主張し、意図せず転売を繰り返しているケースも少なくありません。
真贋判定において最も危険なのは「公式ショッパーや紙タグが付いているから安心」と思い込むことです。現在では、下げ札(紙タグ)や外袋、さらには偽造されたレシートすらセットで偽造されています。外付けの付属品に惑わされず、製品本体に直接縫い付けられたパーツを冷静に精査する姿勢が求められます。